Web3における7つのバズワード

Web3における7つのバズワード

NFTはTVで聞いたことある…」

「メタバースはVRのこと?」

世間では耳にするようになったWEB3.0の用語の数々。

知っているようであまり詳しくはわからないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、特に多くの人が関心ある7つのバズワードについて解説します。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、WEBの新しい流行を学んでいただければ幸いです。

NFT

NFTとは、正式名称「Non fungible token」の略で日本語に訳すと「非代替性トークン」です。

非代替性というのは、取り換えできないという意味を持ちます。

このNFT が登場するまでインターネット上に上がっている画像データ等を複製され簡単に使用されていました。

これからは、データに価値が備わっていきます。

ビットコインとの違いは?

出典:KUSHIM HACK

ビットコインの特徴は、代替性です。つまり、「fungible token」です。

同じ1コインであれば、Aさんの1コインとBさんの1コインの価値に差が生まれません。

ビットコインとNFTの大きな違いです。

NFTがなぜ話題に?

これまでは、WEBにあげられている画像などをスクリーンショットで流用されていました。

今後はNFTが浸透していくことで、難しくなるでしょう。

購入者の所有権が保護されており、転売されたとしても履歴をたどることができ本物を証明可能です。

ジャックドーシー氏のツイート

世界では、すでにNFTで大きな動きが出ています。

Twitterの創業者であるジャック・ドーシーが初めて自身のツイッターアカウントでつぶやいたツイートが約3億1640万で落札されました。

実際に約75億円で落札された BEEPLEの作品

美術界ではBeeple というアーティストのNFT作品が約75億円で落札されました。

このように価値あるデジタルの情報を所有できる技術がNFTです。

今までになかったデジタル情報を売る時代へ変化していると言えるでしょう。

NFTのマーケットプレイス

この世界的な流行から日本でも次々に取引を行う場所が出てきました。

すでにLINEやGMOなどの大企業がNFT マーケット事業を参画しています。

GMO社が開始したNFT マーケットプレイス 「ADAM」

NFT取引の際の通貨は円やドルは使用せずに、「イーサリアム」という仮想通貨を用いられています。

この通貨はビットコインでは出来ない様々な契約を自動で決行できる「スマートコントラクト」という仕組みが特徴と言えます。

仮想通貨経由で購入が浸透していないことから、日本円で決済可能なマーケットプレイス「nanakusa」も登場しました。

日本円で取引可能なマーケットプレイス「nanakusa」

メタバース

メタバースとは、「インターネットを介して、行う3D仮想空間」を示します。

元々「META」+「UNIVERSE」が合わさって造語。

仮想空間では現実世界とおなじように土地を購入し家を建設、イベントに参加可能な仮想空間です。

主に従来のゲームと比較し下記のように

  • 「いつでもだれでもその世界に同期ができる。」「自分が電源を切っても、その世界は続いている。」

これまでにない現実世界とリンクした空間となっています。

メタバース事業の注目

世界では、FACEBOOK社が「FACEBOOKからMETAへ変更し今後はメタバース事業に力を入れていく。」ということから注目を浴びています。

2022年以降で、この改名をきっかけに様々な事業へ導入とされています。

メタバースが現在使われている業界

オンラインゲーム

メタバースが最も進んでいるのがオンラインゲーム業界です。

仮想空間でのアバターを作成し、アバターを介して他の方々とコミュニケーション図っていきます。

出典:FORTNITE

観光業界

また、ただゲームをするだけでなく、現実世界のイベントを仮想空間で開催するなど幅を広げています。

「FORTNITE」では、仮想空間内で実際のアーティストライブを行い多くの人が参加し話題をさらいました。

バーチャルOKINAWA の一場面

コロナウイルスの蔓延から外出自粛で難しくなった観光業界にもこのメタバースが活かされています。

「株式会社あしびかんぱにー」という企業が、「バーチャルOKIZAWA」を2020年に開始しました。

コロナで実際に観光地へ行けない中、

  • バーチャル上で観光ガイドを務めるメタバース内と通販サイトをリンクさせて物販販売を行うアバターを仮想空間内で記念撮影

このように仮想空間にてゲームのみではなく、幅広い業界へ活用され始めています。

仮想世界を楽しもう!!

バーチャルOKINAWA

本サイトはこちら

Defi

Defiとは、いままで銀行で行っていた業務をプログラムで管理するアプリケーションです。

従来のシステムと異なり、中央管理者となる銀行を必要としません。

Defiのメリット、デメリットとして

メリットデメリット透明性過去、ハッキングあり。取引が世界中で可能使用開始から日が浅い金利が銀行と比べ、高い誤操作

が挙げられます。

中央管理者の銀行がないことで、口座開設時の審査、ユーザー情報管理されず、世界中で解説、取引が可能です。

逆にDefiが開始より日が浅いことから、誤操作により間違った情報を共有してしまう可能性などの課題が残っています。

Defiの活用例

学習コミュニティ「Polトークン」では、講義を学ぶほどトークンを獲得できるサービスです。

  1. 登録カリキュラム学習トークン獲得有料カリキュラム等に使用可能

学習データをブロックチェーンに記録することで、

  • 学習者ごとの学習履歴を可視化可能。学習機会の増加

へつながります。

Gamefi

オンラインゲームの中などで、ゲームをしながら収益化していくことができる手段ができました。それが「Gamefi」です。

別名「NFTゲーム」と言われており、ブロックチェーン技術を応用して作られています。

「The Sand box」というゲームがNFT ゲームで世界から注目を浴びています。

通常のゲームではクリアすればゲームで使用可能な経験値やアイテムを獲得できます。

Game fiはゲーム内でクリアして得ることができるのが仮想通貨となります。

現実世界の通貨に換金し収益化。これがGamefi の大きな特徴です。

ソーシャルトークン

デジタル通貨を保有し、特典やコミュニティ運営に関わりを持つ「ソーシャルトークン」の導入が注目を集めるようになりました。

海外のサッカーチームや有名アーティストがファンあてにNFTを発行し資金や特別なコミュニティを紹介しております。

【BAR価格急騰】BINANCE「FCバルセロナの公式ファントークン」本日から取扱いへ https://bittimes.net/news/105775.html…#仮想通貨#暗号資産#BINANCE#バイナンス#BAR#価格急騰#FCバルセロナ#上場#Chiliz#チリーズ#サッカーTwitter

このようなトークンを入手することで、

  • トークン所持者のみのコミュニティオフィシャルグッズのキャッシュバックユニフォームのデザインなどの保有者限定投票への参加権利

上記のような点から、クラブの運営に貢献できるのです。

日本のトークン事業は課題多い

日本ではトークン法律で規制されており、仮想通貨での直接販売が困難です。

流通ハードルも高く導入も限定的となっています。

出典:経済産業省

国内での流通のために

  • 二次流通の形成魅力的な商品開発認知度向上トークンに向けての法整備

の課題を解決する必要があるでしょう。

Desci

「Desci」とは科学に特化したプラットフォームやプロトコルを作り、トークンを発行してNFTの売上を資金にすることができます。

「Desci」を行うことで、

  • 研究者の論文準備期間の減少論文掲載に力を持つ出版社の権力がなくなる分野を越えた出資ができる

 など多くの科学者へ機会が得られる仕組みとなります。

Refi

Refiとは環境問題を解決しようとする金融システムです。

経済活動を行えば行うほど、

  • 経済活動に「お金」が発生経済の発展を促す「お金」の作成には、化石燃料発電などで補う環境汚染が進む

投資が必要な世界となっています。

そこで「仮想通貨」を使用することで、

  • 発生コスト省エネ

環境汚染を進めることなく、経済活動を行うことが可能です。

Klima DAO

「Refi」実現に際し、「Klima DAO」のプロジェクトが始動しています。

CO2排出量を相殺するよう環境プロジェクトへの投資を促す形。

従来、カーボンオフセットサービスは理解の難しさや資金の不透明性が障壁があったが

  • オフセットの「見える化」豊富なプロジェクト要な金額を試算し提案

など実現を可能としています。

7つのバズワードは発展するか

現代で必要な7つのバズワードを紹介してきました。

  • NFT→それぞれの価値を持つトークンメタバース→仮想空間Defi→中央空間を必要としない金融システムGamefi→ゲームを通して、収益化ソーシャルトークン→ファンと関係を気づきながら、収益Desci→科学の発展のためのトークン発行Refi →環境保護のためのトークン発行

今後、必要となるキーワードになるので、ぜひ参考ください。

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